ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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先日、Facebookに投稿したエピソードに思いの外反応が大きかったので、ここに再掲載しておきたいと思います。

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sasya-greentea


先日、最近少し準備を手伝っていた新しくオープンするあるレストランに、日本からのおみやげ(紗々の抹茶味)を持って行ったら、そこにいたスタッフが各1枚ずつ計3枚ほど食べ、残りをガラス製のジャーに・・・

残りを売り物にするために!

しかもよってたかって、「1枚いくらがいいと思う?50ペンスくらい?50じゃ安いよね。」と値段設定まで私に相談。

もうね。これがカルチャー・ギャップというものでしょうか。
ちなみにそこには中国人、フィリピン人、韓国人、タイ人。私以外は、みな「なんていいアイデアなの!」と興奮気味。その状況下では、このアイデアに賛同しない私が間違っているかのような錯覚に陥りそうになるくらい、あたくし、完全マイノリティ。

その後家族や友人(皆イギリス人)に状況を話し、皆の驚きの反応を見てやっと、「そうよね、私、間違ってないわよね」とやっともののつかえがとれた気になりましたとさ。

あー、もう。異文化ってやつは。

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中には、「実はあまり彼女たちの口に合わなかったんじゃない?」という声もあったのですが、それは無いです(断言)。というのもこれは日本食のレストランで、レジ前の一角に日本のお菓子を置いて個別販売をするという予定があったのです。だからそのためのガラスのジャーもすでに用意されていたという。さらに食べたお三方、「やっぱり日本のお菓子って繊細で美味しいよね!」とご満悦。


この投稿に、日本の友人から「信じられない!」という反応があるだろうなということは少し予想できたのだけど、驚くことにイギリス人はじめ、アメリカ人、オーストラリア人からも「あり得ない!」という反応が。

どうして私がイギリス人たちの反応に驚いたかというと…これはまた、このレストランでの出来事とは異なるトピックとなるので、次回に分けます!
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2013.01.29 / Top↑
ベッキー・クルーエル。ご存知ですか?




私は去年ウェブのニュース記事を見て彼女の存在を知ったのですが、先日イギリスのBBC3で彼女のドキュメンタリーが放送されていました。

BBC3はメインであるBBC1、BBC2のサブといった位置づけで、どちらかというと芸能人ネタや音楽情報、若者向けの軽いドキュメンタリーなどを得意とする局で、たまに面白い番組を放送していたりもしてなかなか気に入っているのです。

さて、そのベッキーですが、今現在の日本ではどのくらいの人気なのでしょうか?私が彼女の存在を知ってから1年以上になるので、もしかしたら1年前の熱狂はすでに沈静化しているかもしれませんが・・・。

まず、ベッキー・クルーエルを知らない方のために、簡単に彼女の紹介をいたしましょう。

ベッキーはイギリスのマン島に住む15歳。日本のサブカルチャーに興味を持ち、自分の部屋で日本の歌に合わせて踊っている様子をYoutubeにアップしたところ日本で話題となり、「かわいいにも程がある」と絶賛された美少女です。去年から日本での活動をはじめ、CDや写真集を発売しております。


今回番組を見て改めて、彼女の容姿について感じたこと。それは「日本のアニメキャラクターみたい」だということ。番組内でも触れられていたけど、小さな顔、とがったあご、長い手足、細くて華奢な体つきが、日本の少女漫画のキャラクターそのものなのです。そんな彼女が日本の歌に合わせてコミカルに歌い踊るのだから、日本人がほ放っておくわけがない。彼女はそこまで計算してYoutubeにビデオを投稿したわけではないのでしょうが、見事なまでに需要と供給が一致した結果が今の彼女の立ち居地です。

自分が日本にいないので、日本での立ち位置や扱われ方がわからないのですが、このドキュメンタリーで見る彼女はいわゆるどちらかというとかなり地味なタイプの中学生で、「アイドルー普通の地味な中学生」のギャップに驚きました。彼女は確かにきれいなのだけど、学校では本当に目立たないタイプでとてもおとなしい。この年代って仲間内では、外見はどうあれ友達と騒いでいるタイプのこの方が注目され、クラスや学校でも中心的な存在になることが多いと思うのですが、彼女は見事にまったく逆。

そしてアタクシが一番驚いたのは、彼女が非常に落ち着いている性格の持ち主であること。日本の歌(一般的ではなく、かなりオタクカルチャーよりなもの)をバックに、これまた日本的な振り付けで踊っている彼女と、番組の中で話す彼女が同一人物とは思えないくらい。動画だけ見ていると、もっとキャピキャピしているのかと思っていたのですが、ぜんぜん違う。同じ年代の子達に比べても、かなり落ち着いているんじゃないかと思います。話し方も静かで、でもしっかりと自分の意見を持っていて、そして今の自分の状況を実は誰よりも冷静に客観視していて。娘のかなり特殊な方面での活躍に、不安とともに、逆に少し浮き味立ちはじめた両親とは違い、とにかく落ち着きを失わないようにという彼女の姿勢は面白かったです。

それでも普通の中学生とはまったく異なる経験をしているわけで、歌手デビューしているといっても歌がしっかり歌えるわけでもない(まぁ、日本ならそれでもまったく問題ないでしょうが)。それでも今度は全英デビューを目指し始めた彼女。これはおそらく両親による指針が大きいと思われますが。なんとなく少しずつ元の自分の生活とずれてきた今の現状が、すごく危うく感じられました。

何でもかんでも、「感動」とか「最大限に人物をよく見せよう」、逆に「涙を誘おう」というと日本の番組の作り方とはまったく違って、イギリスのドキュメンタリーは本当にドキュメンタリーのまま、見る人の判断に任せるという作り方なのにも、ここでも関心(ベッキーには関係ないけど)。


おそらく、これまでは日本の文化、しかもかなり偏った方面に興味のある人以外には、イギリスではまったく無名だった彼女。それが先週木曜日のドキュメンタリーの放送を機に、本日の大衆紙(タブロイド紙)『The Sun』に彼女が半面を使って大きく取り上げられていました。見出しは「現実世界のハンナ・モンタナ」。

日本では有名なアイドルだけど、イギリスに戻ったらただの人。マン島に住む普通のおとなしい中学生。まさにハンナ・モンタナの世界(映画は見たことないけど)。


また、彼女が特定のファンについて言葉を濁していた部分があったのが非常に興味深かったです。私書箱宛に大量のカップラーメンが送られたり、15歳の誕生日には高いベースギターが届いたり。日本人の感覚としては、好きな人に高価なプレゼントを送る、というのは自分がそれをするしないにかかわらずあり得ることとして理解できると思うのですが、イギリス人にはそうは行かない。たとえば好きな芸能人だったり、熱を上げているホステスさんやホストへの高価な貢物って、誰もがするわけではないけれどそういう人がいる、ということは日本人なら知っている。逆に、芸能人、ホステス、ホストは高価なプレゼントをもらえる人たち、という認識も私たち日本人にはあるような気がするのですが、イギリス人であるベッキーにはその考え方がよくわからない。むしろ自分に高価なものを送ってくれることに罪悪感、さらには気持ち悪ささえ感じているというのが正直なところだったよう。

実際、普段の生活の中でも、たとえばクリスマスや誕生日にプレゼントを送りあう習慣は日本よりも強いが、プレゼントの中身はというと、ブランド物や数万円もするようなものはない。もちろんものすごく金持ちの家族などだったら、それこそ「車を娘の16歳の誕生日にプレゼント」という桁違いのものもあるが、一般的にはほとんどあり得ない。

外国人アーティストたちが、日本人ファンからのプレゼントを心待ちにしていると聞いたことがあるけど、それは日本人のファンと他外国のファンの贈り物に違いがあるからだということなのだろう。これもある種、日本文化なんだな、と妙に納得した。


イギリス向けの曲のレコーディングを終えたベッキー・クルーエル。彼女のイギリスでのキャリアは開かれるのか。日本でのキャリアは?特にファンでもなんでもないけど、記事を見かけると無視できずにいます。
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2010.08.19 / Top↑
これまたある日の仕事帰りに、駅で電車を待っていたときに見かけた人。

gorenja-


ものすごくインパクトの強いファッションの女性。

「ひとりゴレンジャー」・・・その言葉が頭から離れません。
2008.06.23 / Top↑
仕事帰りの電車の中で、ふと見つけたもの。

train


ん?壁に何かある。

wanted


(ぼやけてるけど)誰かの顔写真とその下に「WANTED」の文字。

・・・見つかったかな?
2008.06.23 / Top↑
ここ1ヶ月ほど、会社帰りは同じフロアで仕事をする中国人のJason(ジェイソン)が車で駅まで送ってくれた。駅の近くに住んでいるので、「同じ方向だし、余計にバス代払うこと無いよ」といつも車に乗せてくれた。

先週の木曜日、いつもと同じように車に乗ってグロスター駅に向かっていると、突然どこからか怒鳴り声が聞こえた。なんだ?でも何を言っているのかわからない。

ふと運転席側の窓から外を見ると、大きなバンの助手席から上半身を乗り出して白人男性が私たちの車に向かって叫んでいる。ものすごく乱暴な運転で、私たちの車の前に割り込み、紙コップに入った水のような液体を道路にたたきつけ、さらにほかの車を追い越しどこかに行ってしまった。

そう、私もJasonも東アジア人。私たちの姿を見つけて野次を飛ばしてきたのだった。いわゆる人種差別というやつなんだけど。

ここまであからさまなのは初めてだった。幸い、私はイギリスで人種差別にあったことがなかった。ネット上やMIXIのコミュニティーで、イギリスで受けた差別や最悪ホームステイ体験談など聞いたことはあったけど、私には皆無だった。

もし私一人のときに罵声を浴びせられたら、きっとものすごく動揺していたと思う。でも私の隣にはJasonがいて、そして彼はとても冷静だった。だから私も冷静でいられたのだと思う。彼は静かに一言「Shut Up」(うるさいな)とつぶやいただけだった。


「こんなこと、日常茶飯事だよ」

と彼は言った。

「ウェールズのカーディフに住んでいたとき、僕が自転車に乗っていたら、ジャガイモを車から投げつけられたことだってあるよ。あんな硬いジャガイモ、石みたいなもんだよ。ものすごく痛くてさ。危ないよね。」

「だから、この国ではなかなか人を信用できないんだ」


私はイギリス人の嫁としてイギリスにやってきた。常に白人イギリス人たちが私の周りにはいたし、第一一人で出歩くことなどほとんど無かった。

一方Jasonは、7年前にイギリスの大学に通うために中国からやってきた。イギリス国内のいろんな街で大学に通い、現在は働いている。ウェールズ(カーディフ)やマンチェスター、ロンドンなどいろんな街での生活経験があり、一学生として大学に通っていたわけだ。私のように常に隣にルーニーがいて守ってもらえるような環境だったわけではない。きっと私にはないいろんな経験をしてきたはずだ。

Jasonと出会ってからの1ヶ月で、いろんなことを教わり、とても助けられた。住む場所や立場によって、経験することの内容は全く異なってくる。そして白人からの野次は、そんな当たり前のことに改めて気づくきっかけになった出来事だった。
2008.06.22 / Top↑
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