ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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辞任した中川前財務相の「ろれつの回らない会見」は、もちろんイギリスでも報道されました。会見時の映像が流れ、新聞でもあのどうしようもない表情の写真を掲載。

辞任前に、すでに大きなニュースになっていたのは日本国内のみではありません。辞任発表前に、同僚のジェーソンに、

「財務大臣の映像見た?」

と聞かれたほど。ええ、観ましたとも。ほんとにね~。もう何ていうかさ、言葉が見つからないわよ。

「風邪を引いていてクスリを飲みすぎたってニュースにはあったけど、お酒は飲んでなかったの?」

と聞かれ、その時Yahoo!ニュース(日本版)で得た、「機内で飲んだみたいよ」と言う情報を教える。


今までも飲酒のトラブルも多かったみたいだし、バチカンの美術館でも問題を起こしたそうで。しかもその美術館に足を運んだのは、あの会見の後だと言うじゃない?ほんとに体調悪かったら行かないよね。いや、まぁそれ以前にクスリと酒はいっしょに摂取しないわな。この人、辞任するべくしての辞任よね。
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2009.02.26 / Top↑
隣のガブリエルがアメリカ旅行を計画中。先日飛行機のチケットとレンタカーの手配をしていた。飛行機はブリティッシュ・エアウェイズを使うと言う。 


大丈夫?大丈夫なのか、ガブ?


ブリティッシュ・エアウェイズと言えば、悪名高き航空会社。事故がおきやすいとかそういうことではなくて、何ていうの・・・イギリス的?

昨年4月にヒースロー空港にブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)専用のターミナル5ができた。そしてオープン・・・が、BAの職員がそのシステムに慣れておらず、チェックインをし手荷物を預けた客を誘導できない。預けられた荷物は、てんでばらばらの飛行機に載せられ世界各国へ。そしてお客が乗るはずだった飛行機はキャンセル続出。なぜって?飛行機とお客、荷物をうまく誘導、運営、管理できなかったから。



アメリカのアリゾナ州に行くガブリエル。イギリスからアリゾナへの直行便はBAしかなく、そのチケットを購入したガブリエル。Fumirockさんのブログにかかれてた人員不足でキャンセルの話をしてみた。Fumirockさんの知り合いが予約していたフライトが、職員の人員不足によりキャンセルになったと言うもの。もう、ありえないでしょ?


そしたら、そしたらよ。

隣のガブリエルは「ふーん、あっそ。」くらいのリアクションなわけ。


「パイロットが急に病気になったけど、代わりの人が見つからなかったとかなんじゃない?わかんないけど」

と全然意に介さない様子。むしろ「何でそんなに興奮してるの?」みたいな。


いや、あのね、そんな冷静な分析は求めてないのよ。っていうか、仮にパイロットが急病だったとしても、代わりの人が見つからなくてフライトがキャンセルって言うのも十分ありえないじゃない? 終いには「ストライキ中だったんじゃない?」とダメ押しの一言。


ああ、なに?もうそのレベルまで到達しちゃってるわけ、ガブリエル?もうこんな程度じゃ驚かない??

隣で聞いてたイギリス人も、「で?」って感じで話にも入ってこない。なに?そんなに普通なの、「人員不足で欠航」って?


って言うかなに?日本以外の国では、有り得ることなの?驚くレベルじゃないの??



もう、毎日毎日、いろいろとカルチャーショックよ、あたくし。細かなところで驚きの連続よ。日本の会社がいかにしっかりと運営管理されているか痛感いたしました。




そうそう、ちなみにBAによって世界中に送られてしまったお客さんの荷物は、未だに手元に届かない人たちも多数。あるテレビ番組で、その失われた荷物の行方を追ってみたら・・・なんと・・・

オークションで売られてました。


かばんやトランクの表面に名前や住所が書いてあったものは持ち主に送られたようだけど、そうでないものは勝手にかばんを開けて持ち主を探すわけにも行かなかったようで、だからといって手がかりの無い荷物をいつまでも保管しておくわけにも行かず・・・オークション。

なんでやねん!

その番組の出演者がそのオークションに参加して・・・っていうか、ほかにも参加している一般の人多数。人の旅行の荷物を買ってどうするんだろう。もちろん中身はわからないまま。福袋的な感覚?あーわかんねーーーー・・・荷物を2つ落札。そして鍵を開けてみると、持ち主を特定できるものが出てきたのね。一人はパリに住むフランス人で連絡を取ることができて、数ヶ月ぶりに自分の荷物と再会。「ああ、僕のパンツ!(洗ってないやつ)」と感激の対面だったわよ。

ね、すごいでしょ。

でも驚いたのはBA側の対応だけではなく、フライトをキャンセルされたお客さんたちが文句を言いながらもBAで別の便の予約をしてたこと。まだ使うかーーーーっ???
2009.02.25 / Top↑
つい先日、ちょっとまじめに10代の子供の妊娠について書いたら・・・

「自称・父親」が二人も増えとるがな!


先週末の新聞に、12歳の男の子以外に14歳と16歳の男の子が「子供の父親」と名乗りを上げた、と記事がありました。もちろん写真つき。

一番初めに報道された子は12歳と流石に一番若かったけど、他の二人も14歳と16歳。十分に若い。いや、「若い」と言う言葉が妥当なのかしら、こういう場合?



父親は確実に1人しか存在し得ないわけで、父親ではないほかの二人は嘘を言っているわけでしょ?何のため??いや、それとも本当に「自分が父親だ!」とおもっとんのか?16歳の子は、「赤ちゃんの目が自分にそっくり。自分の母親もこのことを認めている」と・・・。だとしたら、赤ちゃんの母親である女の子、いったい何人・・・(以下省略)。


前の日記にKemmiさんがコメントしてくれた通り、この国でシングルマザーは「職業の一つ」。もちろんいい意味ではない。「お金を生み出す」と言う意味での職業。シングルマザーは特に政府から厚い待遇で、働かなくても生活していける。間違った方向に彼女たちの生活を保護してしまっている。


はあ、わかんないわよアタクシには。どうなっちゃってるわけ?どこに向かおうとしているわけ??
2009.02.24 / Top↑
現在テレビで『Brit Music Awards 2009』(公式サイトはこちら)で放映されている最中なんだけど、まぁ豪華だわ。

司会はカイリー・ミノーグね。もう、カイリーがかわいくて仕方が無いの!40歳よ、カイリー。でもかわいいの。現在のマドンナのような無理がなく(マドンナは50歳だけど)、素でかわいい。あんな40歳、罪だわ。
で、カイリーが登場した時の映像がこちら!


カイリーの2007年(たぶん)のシングルのビデオのダンスを披露してるのね。で、カイリーの後ろで踊ってる太っちょ(左)と細い男性(右)は、同じく司会のコメディアンと俳優。もう、抜群。イギリスでのカイリーの人気は日本には伝わっていないんだけど、ほんとにすごいのよ。みんなカイリー大好き。

そしてオープニングに演奏したのはU2


その後1時間ちょっと、あたくしマッサージを受けていたので見逃したんだけどさ、後半もよかったわ。The Ting Tingsエステラのコラボがあったり。しかもかなり本気で演奏してくれるから、熱気が違うのね。最後はものすごく久々に名前を聞いたペットショップボーイズ。もうおっさんなんだけど、あの透明感のある声に驚いたわ。

ベストシングルにガールズ・アラウド
ガールズ・アラウドって知ってます?あたくしイギリス来るまで聞いたことも見たことも無かったわよ。

もうね、彼女たちもものすごい人気なのよ。2007年の11月に私が引っ越してきた時は、「ん~、MAX見たいな感じのアイドル?」と思ってたんだけど(当時も十分人気あったけど)、昨年以降さらにその人気が加速した感じ。クリスマスシーズンなんか、彼女たちのコンサートが何度放送されたことか。
日本のアイドルとはベクトルが違うのよね。かわいいとかあどけなさではなく、絶対的な「セクシー」路線。さらに歌もダンスもうまくて、笑いもいける・・・みたいな。


そしてベストアルバムはコールドプレイかとおもいきや、なんとDuffy。グラミーをコールドプレイが独占してたのでてっきりそう思っていたけど、この結果もイギリスらしさがあっていいなぁ、と思いました。


そして印象的だったのは、受賞者が本気で喜んでいたこと。ガールズアラウドもガッツポーズで、「結成7年目にしてやっとよ!」とコメントしていたし、Duffyも「5年かかったわ」と感無量の様子。ただのお祭りでたらーーんとやってるんじゃなくて、本気度が伝わってくると観ている方も力入りますわな。いやー、レベルたかいっす。いつか、再放送してくれないかな。ちゃんと全部見たいわ。
2009.02.19 / Top↑
金曜日は職場にいつもより30分早めに行って、30分早めに会社を出た。そして久しぶりにシェフィールドへと向かう。

前回シェフィールドに来たのは11月。冬至を迎える前の、一番昼の短かったころ。今回は5時15分ごろに会社の駐車場を出た。冬至前後は夕方4時半には真っ暗だった空が、最近はだいぶ日が長くなった。

今回も車で向かう。2度目のシェフィールドへのロングドライブ。

高速に乗って、表示通りに走ればシェフィールドにつく・・・はずが、はい、迷子になりました。いや、それ以前に・・・車をぶつけました。迷子の印象が強くて、車ぶつけたこと忘れてたわ。

そう、ぶつけたの。最初に入ったサービスエリアで。「コツン」って。お互いの車に傷もつかないほど軽い接触。駐車場が狭くて、あいていたところに入ろうと思ったら、隣に止まっていた車の後部に触れてしまったのね。幸いその車には人が乗っていなくて、「コツン」という音を聞いた、隣に駐車中の人が見に来たけど。「これは大変だ!」というよりも、「Oops!ちょっと当たっちゃったわね!」というおどけた表情で見てました。助かった、ここが「いろいろと適当な国」イギリスで。イギリスの車って、ぶつけたへこみや擦り傷なんてほんと日常茶飯事。日本の車ってすごくきれいで、ちょっとした傷もすぐに直すけど、イギリスはそのまんま。


一応ニックに電話して事情を説明。「んーーー、放っとけば?」と一言、さらりと。
・・・じゃあ、そうさせていただきます。とりあえず相手の車に傷がついてなくてよかったわ。


そして、迷子ね。1回目は、M42という高速(バーミンガム周辺)からM1というロンドンから北へ延びている高速に入るときのこと。私の前を走っていたでかいトラックで、標識が見えなかったのよ。気づいたら分岐点を通り過ぎていたあたくし。次のジャンクションで降りて引き返そう・・・と軽く考えていたのよね。で、次のジャンクションで降りたら、なんか・・・ゲートがあるじゃない?基本的にイギリスの高速って無料なのよ。それが、「金払え!」って書いてあるじゃない!?

周りはすでに真っ暗だし、全然入りたくもない有料道路を回避することもできず、払ったわよ3.50ポンド。いまだにそれがどこだったのかわからず終いなんだけど。で、有料道路(自動車専用道路)だからみんな飛ばすわけね。高速とおなじよ。もちろん路肩に止めて地図を眺めてみるなんてこともできるわけがなく、あたくしとにかく走ったわ。真っ暗な中を、とにかく標識を見逃さないように走ったわよ。

イギリスの道路って、街灯がなくて真っ暗なところが意外に多いのよ。それは一般道のみならず高速も。日本って、高速は常に明かりがついていて結構明るかったりするじゃない?いや、まあそれが当たり前だから、「明るい」と感じるかどうかは人それぞれなんだけどさ。イギリスの道の暗さは、日本の比じゃないのよ。日本だって山奥に行けば全然街灯がない山道があったりするけど、イギリスはいたるところに「漆黒の闇地帯」があるのね。頼れるのは自分の車のヘッドライトのみ。まだ交通量が多いところはほかの車の明かりがあるけど、少ないとまあ大変。車のスピードも日本と比べ物にならないほど早いけど、この暗さに目が慣れるまでが大変だったわ。

・・・いや、そんなことはいいとして、その有料道路も真っ暗だったわけ。結局20分くらいかしら。さまよった挙句、元のM42に戻れたわけ。あたくしも成長したものだわ、と自分のことながらほめたたえたわよ。見ず知らずの土地で明かりのない真っ暗な中を、道を探し出して軌道修正したんだから。人間、鍛えられるものね。


そしてシェフィールド近くまでM1に乗り、シェフィールド南部に位置するチェスターフィールドという町で
M1を降り、A61という道路に入ったのね。そしたらね、また迷子よ。イギリスに限らず、ヨーロッパには「ラウンドアバウト」と言って、ロータリー型の交差点が多いのね。日本の一般的な交差点が十字路でしょ?ラウンドアバウトは丸型で、駅前のロータリーのように一方通行なわけ。たとえば右に曲がりたいときも、時計回りに回って3つ目の出口を出る・・・(この説明、わかるのかしらね)というもの。場所によっては、出口(曲がり角)がたくさんあったりもするのね。そのチェスターフィールドのラウンドアバウトも、曲がり角が6つぐらいあったのよ。だいたいラウンドアバウトの直前には看板があって、たとえば私の場合ならシェフィールドに行くには何個目の曲がり角を曲がればいいかを確認できるようになっているのだけど、なんていうの?見逃したわけよ、この看板を。暗いから遠くからは確認できないのね。車のライトが当たる距離まで近づかないと分かんないの。でしかも車で走りながらだから、タイミングを外すとちゃんと確認できないわけ。まあ、言い訳なんだけど。

それでもラウンドアバウトに入って、曲がり角に小さくある看板を確認しながら正しい方向を探したのよ。で、見つけたの。「シェフィールド方向」という看板を!

ここだと思って入って行ったら、なんか何かが違う道なわけ。チェスターフィールドはこの
chesterfield

ひん曲がった屋根の協会が有名なんだけど、いつもと違う角度にこの屋根が見えたのね。なんか、思い切り教会の真横でも通っているような、車の窓から真上を覗き込まないと見えない感じ。・・・そう間違いなくあたくし、この教会の隣の道を走っていたの。つまりチェスターフィールドの中心街に入って行ってしまったのね。

シェフィールド方向というのも間違いではないのよ。中心地を通り抜けて行けば・・・。でも、もっと簡単にシェフィールドに続く自動車専用道路が、そのラウンドアバウトから続いているはず。そう、間違えたのよね。Uターンするような場所もなく、否応もなくチェスターフィールドの中心街へ。幸い大きな街ではないから、なんとか10分後には元のラウンドアバウトに戻れたわ。小さな町だからアジア人が少ないようで、車を運転するアジア人(アタクシ)を凝視する人多数。差別とかそんなんではないから、別にいいんだけど。そういえば、高速のサービスエリアでも、小さい子供に凝視されたわ。イギリスはアジア人もたくさんいるし、もちろん車に乗っている人も大勢いるけど、アジア人一人で高速飛ばしてる、サービスエリアで地図確認してるというのはやはりそれほど多くはないのよね。


でも、なんとかつきました。シェフィールド。人間、なれるものです。


帰り道でもお替りつきです、あたくしの日常。
2009.02.16 / Top↑
ええ、もう1週間以上前のことです。1月下旬から2週間、見事にイギリス全土は雪景色。ラジオでもテレビでも「ウィンター・ワンダーランド♪」とその景色を称しておりました。

ブリストルも会社のあるグロスターでも、一面真っ白。見事な交通マヒ。1月下旬はその週の3日間を家で過ごしたほど。会社に行けなかったのです。いや、行こうと思えば行けたのかもしれないけど、帰り道、ガチガチに凍った雪道を、普通タイヤで車を運転する勇気は私にはございませんでした。

ゆきみち
・・・むりむり。


大雪・・・というと、日本の北部や雪深い所に住む人たちに怒られそうな、そんな程度の雪。ブリストルでは約10~15センチほどの積雪。それでもイギリス国民にしてみたら、18年ぶりの「大雪」なんだそうです。私の出身地である愛知県も、山間部以外では雪は積もることがほとんどないので、私にとっても人生で一番の大雪。18年ぶりだから、誰もスタッドレスタイヤなんて持っていなくて、みな普通タイヤのまま。日本じゃ考えられないけど、これがイギリス。


もう、大人も子供も浮足立って仕方なし!

いたるところに雪だるまが登場。
雪ダルマ

作っているのは子供たちだけではなく、大人も「本気モードの」雪だるまを作っていたり、カメラ片手に歩き回る人々。

本気モードじゃないあたくしの雪だるま↓
ゆきだるま1

おもちゃ屋さんではそりが売り切れ、代わりにボディーボードで滑る人たちも。会社の隣の席のガブリエルも、同居人と共にお手製ソリを作って週末は遊んだそうな。


ちなみに学校は休校。だって雪だから!
思う存分そりで滑りたい放題!雪だるま作りたい放題!!!


ロンドンに住む友人によると、夜パブに向かってるいていると自然発生的に雪合戦が始まり、道行く人たちと本気で雪玉を投げ合ったとのこと。ええ、自然発生なので、友達同士とか知り合いではないのです。ただすれ違った人たち。スーツにコート姿のサラリーマンたち。日本で雪が降って、会社帰りのサラリーマンに雪玉投げらたどんなに怒られるか・・・と想像。


日本に住んでいた時、「雪が降る」=「会社行くのが大変」「履く靴がない」とマイナスのことしか思い浮かばなかった。でもイギリスはちょっと違う。

雪が降り始めると、会社の同僚なんかは5分おきに窓の外をチェック。もう、ワクワクが抑えきれない様子。隣のガブも、「雪だるま作らなきゃ!」と28歳には思えない無邪気な発言(でも本気)。でもそれはガブのみならず、大多数がそう。義父デイブも、わざわざ雪の中カメラを持ってドライブに出かけた。


雪がおさまり久々に出社したら、会社の出入り口付近に巨大雪だるまが2つ。どうやら会社の近所に住んでいる、雪の中でも出社してきた同僚たちが本気で作ったらしい。本当にでかいので、その後1週間その雪が残っていたほど。


「雪が降ると楽しいよね!」とガブリエルに話しかけられた時、「洋服が汚れる!」「会社に遅れる!」「道が滑って大変」と答えた私に、なんでそういう発想なの?とでも言いたげな彼の表情。そう、私は思いっきり日本社会の発想だったのよね。・・・そういう発想よりも楽しむこと優先っていいなぁ、と羨ましく思いました。いや、でも日本じゃ無理よね。「雪降ったから遅刻・欠席」ってなかなか許されない。会社にもよるだろうけど。イギリスは基本は「じゃぁ、しょうがないよね」といろんなことをあきらめる文化。雪で運転が難しいから、遅刻・欠席(というかうちの会社の場合は家から仕事)がOKな社会。どんな状況においても「完璧」を求めるのではなく、人間がやることなのだから失敗やできないことだってある。しょうがないじゃん。それがイギリス。だからいろいろ適当だし、何かと時間がかかるし、そういう面に腹が立つこともあるけど、精神衛生上こっちのほうが楽。雪を通して見えた、文化の違い。イギリスにはまだまだ驚かされっぱなし。
2009.02.16 / Top↑
日本のYahoo!ニュースでも取り上げられていた記事。イギリスで13歳の男の子が父親に、子供の母親は15歳の女の子。

初めてイギリスに来た2004年の12月。ニックの家から一番近いショッピングセンターに行ったとき、やたら若い女の子たちが子供を連れているのが目についた覚えがある。明らかに10代の女の子たちで、ベビーカーを引いて歩いていた。それも1組、2組ではない。本当に「多いなぁ」と感じた。

すべてのヨーロッパの国がそうとは言わないが、たとえばイギリスやドイツなど実際に自分の目で見た感想として、日本と違って小さな子供でもよく外に連れ出している。混んだ街中でもビジネス街でも、それこそ1歳未満の子供を連れたお父さん、お母さんの姿を見るのも珍しくない。とにかく目にする子供の数が、日本とは全く違う。初めてドイツを訪れた約10年前、あまりに子供の姿をよく見かけるので「ベビーブームなのか」と本気で思ったほど。実際はそうではなくて、子供を外に連れて出かけやすい社会だということはすぐわかった。

そう、子供と外出しやすい社会だから、子供を日本よりも見かける回数が多いのは当然なのだけど、それにしても10代のお母さんたちが多くて驚いたのだ。


私がイギリスに引っ越してきた2007年11月に、同じショッピングセンターに行ったとき、以前よりも10代のお母さん、お父さんを見ることが明らかに少なくなった。何が原因なのかは分からない。でもニックも、以前よりも減ったと言っていた。

昨年初めに、イングランド南西部のデボンという地域に住む14歳の女の子が出産するというドキュメンタリーを見た。ブリストルの私が住む地域では、目に見えて10代の妊娠は少なくなってきていたけれど、ほかの地域では現在進行形の問題。とにかく目に見えて10代の妊娠が多かったので、この14歳の女の子の妊娠をドキュメンタリーで取り上げるということ自体、なんだか「あれ?」という気がした。というのも、もうそういう10代の子供たちを見慣れすぎていて、ドキュメンタリーに「今さら」感を抱いたからだった。それと同時に、やはりドキュメンタリーが製作されるということは、やはり社会問題の一つとして無視できない項目の一つということなのだろう。

また、統計上でも、10代の妊娠・出産は、経済が安定していない、ちょっと危ないといわれる地域のほうが多い。ドキュメンタリーで取り上げられた14歳の女の子が住むデボンの地域もどちらかというとそういう地域に属する。また、日本のこの出来事を報じたニュースの中に、自分の居場所を作るために妊娠・出産を選ぶ子供たちがいると書いてあった。この12歳の男の子がそういう選択をしたのかはわからないが、この一文に去年アメリカのマサチューセッツで、高校生の女の子たちが集団妊娠をしたというニュースを思い出した。マサチューセッツのボストン出身のアメリカ人の友人に聞いてみたら、そのケースが起こった地域も安全とは言えない地域で、「正直あまり驚かない」と言っていた。

私には、「妊娠・出産をすることで自分の居場所ができる」という感覚を抱いたことがなかったので、とにかくその発想に驚いた。自分の家族ができる、コミュニティーができること=居場所ができるという意味なのだろうか。


セックスをするのが悪いとか非行だとかは言えないけれど、妊娠や出産、自分の責任、子供を育てることの責任にまで頭が回らない、考えが及ばないというのは考え方も姿勢も本当に子供で、無責任だと思う。

実は冒頭に書いた12歳の男の子のニュースは、日本のニュースソース経由でしか見ておらず、イギリスのテレビや新聞ではまだ見ていない。ここ数日、新聞もテレビも見ていないからなのだろうけど。それでも、これだけ10代の妊娠、出産が多い中、なぜ12歳の子の男の子だけがこんなに取り上げられたのだろう。やはり12歳という年齢だから?たぶん10代の妊娠・出産といっても、おそらく15歳以上の子供たちがほとんどなんだろうなぁ・・・。なんだか自分の感覚も少し麻痺してきているような気がした。
2009.02.16 / Top↑
この2週間、イギリスはとにかく雪、雪、雪・・・。雪国に住む人にとっては全然たいしたことの無い量なのかもしれないけど、愛知県の雪の積もらない町で育った私と18年ぶりの積雪を記録したイギリス人にとって、10センチの積雪は大雪!交通麻痺はもちろん、先週は3日間職場には行かず家から仕事をした。雪の写真もたくさん取ったけど、なんとなく気分が乗らずにブログをアップせず・・・ま、そのうち。



私が働いているコンピューター関係の会社が買収されたのは去年の10月。9月末から働き始めた私は、短期間に2回も契約書にサインをすることになった。

1月上旬が契約書提出の期限で、クリスマス休暇中に準備してきた書類を皆それぞれに人事部へ。そんな時に1通のメールが。同じオフィスで働くセロからだった。「この会社を去るときが来たみたいだ」とメールは始まった。彼は契約書にはサインせず、3月いっぱいで会社を辞めることを決めた。ほとんど話したことのないセロだったが、驚きのあまりつい話しかけた。「やめた後は1年間のんびりして、来年のクリスマスの後にでも仕事探しを始めるよ」とセロ。何でもこの会社で9年間働いてきたとのことだった。会社の歴史が10年前後だと言うことなので、ほぼ初期から会社を支えてきたメンバーの一人なのだろう。この不況の風が吹きすさぶ中、仕事をやめる決断ができるのは「ソフトウェアエンジニア」という引く手あまたの職を持っていると言う強みもあるけれど、自分の心の声に耳を傾け聞き逃さず、正直にそれに従える強さを持っているということに彼の人となりを感じた。


1月下旬の土曜日。同僚で友人でも会ったグレッグが突然首になった。重役だった彼は会社の合併に伴い3月末に会社を去ることになっていたが、本当に突然、その日は来た。仕事探しを平行して行っていたグレッグは、当然ながら面接のために早退しなければならないことが多くなり、彼の上司との関係があまりよくなくなっていた。詳しい理由はわからないが、きっとそれも無関係ではないだろう。職場の人たちに挨拶することもできないまま、家に帰ったと言っていた。


先週末、経理部で働く女性から職場全員に宛ててメールが届いた。今週で彼女は仕事をやめることになり、その後はボランティアで動物のレスキューセンターで働くとあった。そのレスキューセンターでは新聞紙とドッグフード・キャットフードの缶詰を必要としているので、もし家にあれば持って来てほしい、とメールにはあった。一度も会ったことも話したことも無い女性だったが、彼女の姿勢に少し心が動かされた。家では新聞を買うのは週に1回なのでたくさんあるわけではないけど、あるだけの新聞紙を持っていくことにした。そして週末に買い物に行ったときに犬用の缶詰もいくつか買って来た。月曜日に職場にもって行き彼女にメールをした。急用で会社を休んでいた彼女から、机の上においておいてほしいとのメールがあり、経理部へ持っていった。結局彼女にはまだあっていないけれど、メールの書き方から彼女の優しい性格が伝わってきた。



今日、昼前に上司の一人であるマックから部内全員へメールが送信された。「実は今日がこの会社での最後の日なんだ。だから昼休みにパブで一杯やろう」と。彼が仕事をやめることは全く知らなかった。私は予定がありパブには参加できなかったが、午後マネージャーからマックが突然やめることになったこと、できれば引き止めたかったことを部内全員の前で発表があり、マックにはワインが贈られた。皆からの拍手に送られ、彼は職場を後にした。


そして夕方、職場を出る直前に最後のメールチェックをしたときのこと。「悲報」と題されたメールを開くと、同僚ロブの死を知らせるものだった。部署は全く違ったけど、顔を合わせれば一言二言言葉を交わし、つい数週間前に仕事のことで何度かメールのやり取りをしていた。正確な年齢はわからないけど、20代もしくは30代前半だったと思う。若い彼の突然の悲報に、一瞬何のことなのか頭が混乱した。もしかしたら私の英語力が足りなくて意味を履き違えているのかとも思ったけど、やっぱり彼の死は本当のようだった。その理由はまだ職場の人たちもわからないようだった。明日、日本のオフィスで働く関係者にも連絡しなければ、と思う。



それぞれのタイミング、それぞれの事情で職場を去る人たち。日本の、私が経験してきた職場とは違う理由で職場を離れていく人たちにカルチャーショックだった。特に今年に入り、そのことを考える機会が多かった。

そしてロブの死は、やはりショックだった。彼と初めて言葉を交わした時のことを、私は鮮明に覚えている。彼の冥福を祈らずにはいられない。
2009.02.11 / Top↑
ニック母の家にお邪魔しようと夕方5時ごろ電話をしたけど留守だった。ブリストル市内にある中国系のスーパーに行きたかったので、そこについてからあらためて電話をしてみた。今チャイニーズマーケットにいると言うと、「私、30分前にそこにいたのよ!」とニック母。私が家に電話をした時、てっきり愛犬ロロの散歩に行っていると思い、携帯にはかけなかった。それにしてもなぜチャイニーズマーケットに?

自分の買い物が終わり、母宅へ。ニック母は学校の先生なのだけど、中国の旧正月を授業で取り上げるために、龍をかたどった飾りや旧正月独特の飾りなどを買いに行ったのだと言うことだった。明日日曜日はお昼ごろに旧正月を祝うための行事がそのマーケット周辺で行われるらしいことも聞いた。スーパーでうろうろしていた時に私もその飾りを見つけ、物珍しくてしばし見とれていたところだった。

そのスーパーはかなり大きなもので、その規模はブリストルに中国人が大勢住んでいると言うことを意味する。

自分が日本に住んでいた時、中国の旧正月を身近に感じたことなど一度も無かった。横浜や神戸の中華街近くに住んでいたり、長崎だったりすればまた違うのだろうけど、愛知県では、少なくとも私の周りでは全くなかった。


イギリスに来て、イギリス文化はもちろんだけど、今まで接したことの無かった国の文化に触れる機会がとても増えた。日常生活の中の楽しみの一つだ。
2009.02.01 / Top↑
ここ3週間ほど、それほど冷え込むことが無く(と言っても日本よりは寒いですけど)、徐々に日が長くなってきたこともあり、もう冬は終わりだと勝手に思っていた。しかし、そんな甘いものじゃない。今日(土曜日)はかなり気温が低く、日が落ちてからは一気に冷え込んできた。月曜日は雪が降るかもしれないとのこと。

ニック母の家に遊びに行った帰り、この寒空の中、グループで歩いている人たちを何組か見た。いったいなんなんだろう・・・とちらちらと見ていたら、そのうちの一人が見覚えのあるスカーフをしているのに気づいた。ボーイスカウトの制服のスカーフだ。

ああ、なるほど、ボーイスカウトの行事の一環だったのか!

私の弟が子供のころボーイスカウトに入っていて、名古屋から自転車で琵琶湖を一周して帰ってきたり、夜通し歩くナイト・ハイクなどいろんな行事に参加していたのを思い出した。

いやー、ご苦労様です。この寒いのに。先週だったらもっと楽だったろうに。


夜10時半現在の外の気温は1度。風が強いので、体感温度は-5度だそう・・・寒いはずです。
2009.02.01 / Top↑
会社のトイレには、自動でトイレの芳香剤がスプレーされる機械(?)がある。どのトイレにもついていて、時間になるとなのか、臭いに反応してなのかはわからないけど、天井近くの壁に取り付けられた小さな機械から、「シュッ」とスプレイが一吹きされます。日本にもあるのかな?

http://www.phs.co.uk/washrooms/products/1323.html?expand=1

会社のみならず、たとえばスーパーやデパート、屋外にある公衆トイレも、比較的きれいです。芳香剤が香っているところも多く、日本の公衆トイレ特有のきついにおいはほとんどありません。

家の芳香剤としても、自動でスプレイしてくれる機械があるほど、「香り」については日本よりも気を使っているように感じます。


では同じことが日本でできるかと言えば、たぶんそうじゃない。湿度が違うので、あれだけ頻繁にスプレーしていたら、匂いがこもって大変なことになるんじゃないかと思います。


たとえは同じ香水でも、日本でつけている人の横を通ると、気分が悪くなるほど強く匂いを感じることってありませんか?もちろんその人の香水の付け方が間違っていたり、周りに気を配れないほど大量につけていることもあるでしょうが、日本だときつく感じます。基本的に私自身が香水が苦手で、特に辛口の香水(シャネルとかが出している、知名度のある香水は大体そう)は、気持ちが悪くなります。でもイギリスでつけている人が隣にいても、そう感じない。におい方が違うんです。


文化が違うから、日本にない「いい!」と思えるものもたくさんあるけど、そのまますべてをコピーしても日本には合わない物もあるんだよな~、と感じるものの一つです。ま、スプレーの匂いを日本向けにアレンジすればいいのでしょうけど。


そうそう、日本でも発売している消臭剤ファブリーズ。あれ、世界ブランドだって知ってました?私はイギリスに来てから知りました。同じファブリーズでもイギリスで売っているものは、ものすごく匂いがきついです。鼻腔に匂いがこびりついてしばらく取れなくなるほど。同じメーカーのものでも、日本向け、イギリス向けになっているんですよね。ファブリーズに関しては、絶対に日本向けの香りを支持します!



この日記を書いていて、高校時代に隣の席の女の子が、なぜか辛口の香水をつけてくることがあって、授業中に気持ち悪くなったことが何度があったことを思い出しました。年齢、場所、香りのすべてのチョイスがばらばら。17歳でなんでその香り?何で学校??もう何処から指摘していいかもわからないほど。背伸びしたかったんでしょうけど・・・非常に迷惑でした。




2009.02.01 / Top↑
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