ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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日本のYahoo!ニュースでも取り上げられていた記事。イギリスで13歳の男の子が父親に、子供の母親は15歳の女の子。

初めてイギリスに来た2004年の12月。ニックの家から一番近いショッピングセンターに行ったとき、やたら若い女の子たちが子供を連れているのが目についた覚えがある。明らかに10代の女の子たちで、ベビーカーを引いて歩いていた。それも1組、2組ではない。本当に「多いなぁ」と感じた。

すべてのヨーロッパの国がそうとは言わないが、たとえばイギリスやドイツなど実際に自分の目で見た感想として、日本と違って小さな子供でもよく外に連れ出している。混んだ街中でもビジネス街でも、それこそ1歳未満の子供を連れたお父さん、お母さんの姿を見るのも珍しくない。とにかく目にする子供の数が、日本とは全く違う。初めてドイツを訪れた約10年前、あまりに子供の姿をよく見かけるので「ベビーブームなのか」と本気で思ったほど。実際はそうではなくて、子供を外に連れて出かけやすい社会だということはすぐわかった。

そう、子供と外出しやすい社会だから、子供を日本よりも見かける回数が多いのは当然なのだけど、それにしても10代のお母さんたちが多くて驚いたのだ。


私がイギリスに引っ越してきた2007年11月に、同じショッピングセンターに行ったとき、以前よりも10代のお母さん、お父さんを見ることが明らかに少なくなった。何が原因なのかは分からない。でもニックも、以前よりも減ったと言っていた。

昨年初めに、イングランド南西部のデボンという地域に住む14歳の女の子が出産するというドキュメンタリーを見た。ブリストルの私が住む地域では、目に見えて10代の妊娠は少なくなってきていたけれど、ほかの地域では現在進行形の問題。とにかく目に見えて10代の妊娠が多かったので、この14歳の女の子の妊娠をドキュメンタリーで取り上げるということ自体、なんだか「あれ?」という気がした。というのも、もうそういう10代の子供たちを見慣れすぎていて、ドキュメンタリーに「今さら」感を抱いたからだった。それと同時に、やはりドキュメンタリーが製作されるということは、やはり社会問題の一つとして無視できない項目の一つということなのだろう。

また、統計上でも、10代の妊娠・出産は、経済が安定していない、ちょっと危ないといわれる地域のほうが多い。ドキュメンタリーで取り上げられた14歳の女の子が住むデボンの地域もどちらかというとそういう地域に属する。また、日本のこの出来事を報じたニュースの中に、自分の居場所を作るために妊娠・出産を選ぶ子供たちがいると書いてあった。この12歳の男の子がそういう選択をしたのかはわからないが、この一文に去年アメリカのマサチューセッツで、高校生の女の子たちが集団妊娠をしたというニュースを思い出した。マサチューセッツのボストン出身のアメリカ人の友人に聞いてみたら、そのケースが起こった地域も安全とは言えない地域で、「正直あまり驚かない」と言っていた。

私には、「妊娠・出産をすることで自分の居場所ができる」という感覚を抱いたことがなかったので、とにかくその発想に驚いた。自分の家族ができる、コミュニティーができること=居場所ができるという意味なのだろうか。


セックスをするのが悪いとか非行だとかは言えないけれど、妊娠や出産、自分の責任、子供を育てることの責任にまで頭が回らない、考えが及ばないというのは考え方も姿勢も本当に子供で、無責任だと思う。

実は冒頭に書いた12歳の男の子のニュースは、日本のニュースソース経由でしか見ておらず、イギリスのテレビや新聞ではまだ見ていない。ここ数日、新聞もテレビも見ていないからなのだろうけど。それでも、これだけ10代の妊娠、出産が多い中、なぜ12歳の子の男の子だけがこんなに取り上げられたのだろう。やはり12歳という年齢だから?たぶん10代の妊娠・出産といっても、おそらく15歳以上の子供たちがほとんどなんだろうなぁ・・・。なんだか自分の感覚も少し麻痺してきているような気がした。
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2009.02.16 / Top↑
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