ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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ええ、もう1週間以上前のことです。1月下旬から2週間、見事にイギリス全土は雪景色。ラジオでもテレビでも「ウィンター・ワンダーランド♪」とその景色を称しておりました。

ブリストルも会社のあるグロスターでも、一面真っ白。見事な交通マヒ。1月下旬はその週の3日間を家で過ごしたほど。会社に行けなかったのです。いや、行こうと思えば行けたのかもしれないけど、帰り道、ガチガチに凍った雪道を、普通タイヤで車を運転する勇気は私にはございませんでした。

ゆきみち
・・・むりむり。


大雪・・・というと、日本の北部や雪深い所に住む人たちに怒られそうな、そんな程度の雪。ブリストルでは約10~15センチほどの積雪。それでもイギリス国民にしてみたら、18年ぶりの「大雪」なんだそうです。私の出身地である愛知県も、山間部以外では雪は積もることがほとんどないので、私にとっても人生で一番の大雪。18年ぶりだから、誰もスタッドレスタイヤなんて持っていなくて、みな普通タイヤのまま。日本じゃ考えられないけど、これがイギリス。


もう、大人も子供も浮足立って仕方なし!

いたるところに雪だるまが登場。
雪ダルマ

作っているのは子供たちだけではなく、大人も「本気モードの」雪だるまを作っていたり、カメラ片手に歩き回る人々。

本気モードじゃないあたくしの雪だるま↓
ゆきだるま1

おもちゃ屋さんではそりが売り切れ、代わりにボディーボードで滑る人たちも。会社の隣の席のガブリエルも、同居人と共にお手製ソリを作って週末は遊んだそうな。


ちなみに学校は休校。だって雪だから!
思う存分そりで滑りたい放題!雪だるま作りたい放題!!!


ロンドンに住む友人によると、夜パブに向かってるいていると自然発生的に雪合戦が始まり、道行く人たちと本気で雪玉を投げ合ったとのこと。ええ、自然発生なので、友達同士とか知り合いではないのです。ただすれ違った人たち。スーツにコート姿のサラリーマンたち。日本で雪が降って、会社帰りのサラリーマンに雪玉投げらたどんなに怒られるか・・・と想像。


日本に住んでいた時、「雪が降る」=「会社行くのが大変」「履く靴がない」とマイナスのことしか思い浮かばなかった。でもイギリスはちょっと違う。

雪が降り始めると、会社の同僚なんかは5分おきに窓の外をチェック。もう、ワクワクが抑えきれない様子。隣のガブも、「雪だるま作らなきゃ!」と28歳には思えない無邪気な発言(でも本気)。でもそれはガブのみならず、大多数がそう。義父デイブも、わざわざ雪の中カメラを持ってドライブに出かけた。


雪がおさまり久々に出社したら、会社の出入り口付近に巨大雪だるまが2つ。どうやら会社の近所に住んでいる、雪の中でも出社してきた同僚たちが本気で作ったらしい。本当にでかいので、その後1週間その雪が残っていたほど。


「雪が降ると楽しいよね!」とガブリエルに話しかけられた時、「洋服が汚れる!」「会社に遅れる!」「道が滑って大変」と答えた私に、なんでそういう発想なの?とでも言いたげな彼の表情。そう、私は思いっきり日本社会の発想だったのよね。・・・そういう発想よりも楽しむこと優先っていいなぁ、と羨ましく思いました。いや、でも日本じゃ無理よね。「雪降ったから遅刻・欠席」ってなかなか許されない。会社にもよるだろうけど。イギリスは基本は「じゃぁ、しょうがないよね」といろんなことをあきらめる文化。雪で運転が難しいから、遅刻・欠席(というかうちの会社の場合は家から仕事)がOKな社会。どんな状況においても「完璧」を求めるのではなく、人間がやることなのだから失敗やできないことだってある。しょうがないじゃん。それがイギリス。だからいろいろ適当だし、何かと時間がかかるし、そういう面に腹が立つこともあるけど、精神衛生上こっちのほうが楽。雪を通して見えた、文化の違い。イギリスにはまだまだ驚かされっぱなし。
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2009.02.16 / Top↑
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