ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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先週の土曜日のこと。義父デイブとその姉のマーガレットがスペインに行くと言うので、早起きしてブリストル空港までお見送り。家に帰ったのが朝9時ごろ。日本にいる弟ひろとスカイプで話そうとメールを送ってみるも、「1時間後に」とのお返事。さて、1時間何するかな…と考えていると、外出していたディーバが戻ってきた。ふと彼女のほうに目を向けると、何となくいつもと違う様子。彼女の様子が違うというより、今、彼女以外の何かが同時に視界に入ったような気がした。

あたくし、ピーンときたわよ。
もしかして、これが噂のあれなの?
あれなわけ?
アレはいったいなんなのかしら…。



とどうも落ち着かなくなってきたアタクシ。意を決して、彼女が向かったリビングに行ってみると、


ねずみ?



いや、でも、さっきアタクシの視界に入った物体には、ねずみ的な手足じゃない何かがついていたような気がしたわ。

何となく。ええ、何となく気づいていたのよ。その何かが視界に入ったときに、その物体はアレなんじゃないかと。でも、アタクシ今までの人生の中で一度もそれを観たことがなかったのね。そして、確認してみることにしたの。それがなんなのかって。


やっぱり!


なんと、


モグラだったのよっ!!!!!

mole


あの一瞬視界に入っただけで、モグラの手足の形状を見分けることが出来るなんて、アタクシの動体視力すばらしいわね…と余計なところで自分に関心してみたけど、やっぱり初めてのことでなんだか落ち着かない。


そう、そのモグラはディーバが私への贈り物として捕獲した獲物だったのね。今までまともに猫を飼ったことの無いアタクシ。噂には、猫は飼い主(主人と認めている人)に対して、ねずみや小鳥を捕獲して贈り物として家に持って帰ってくるとは聞いていたの。でも、家のディーバちゃん、そんなに機敏な感じもしないし、うちの子はもしかしたらそういう行動しないんじゃないかしら、と思い始めていた矢先だったのね。


とうとうこの日が来たわ。しかも、モグラ。どこから突っ込んでいいのかわからないわよ。さすが、アタクシのところやってきただけのことはあるわ、ディーバ。只者じゃないわね。


よくよく見てみると、モグラ、まだしっかり呼吸してる。引っかき傷など無いか確かめてみたけど、目だった外傷もなし。大きさとしてはねずみくらいだし、きっと子供だと思うのね。ディーバが私のために捕ってきてくれた贈り物。でも、このモグモグをこのまま見殺しにするもの違うような気がする。


すぐにニックに電話。ニックさん、アタクシどうしたら!?


「うーん、モグラの赤ちゃん、まだ生きているならこのまま放っておくのは可哀想だよね。そのモグラはディーバがおゆりに採ってきたものだから、今はおゆりの物だよ。だからおゆりがディーバから受け取って、外に放すのは問題ないんじゃないかな?」


とのこと。わかったわ。あたくしもそう思う。そこで電話を終え、絶妙なタイミングでディーバが水を飲みに行った隙に、そのもぐもぐを手に取ってみた。しっかりと呼吸がある。そしてそのモグモグを手に、まずはディーバにお礼をし、彼女の功績を褒め称えた。「ディーバちゃん、本当にありがとう。私のために贈り物を持ってきてくれるなんて!!!」。そう、彼女の行為自体は、ものすごく嬉しいこと。だって、私を主人であると認めてくれたということなのだから。ただ、モグモグを見殺しにするわけにはいかない。


そこで彼女にばれないように(?)モグモグを手で包み込み、外に出た。つぶらな目のモグモグ、日光が辛そうなのでとにかく両手のひらで包み込むように出来るだけ暗闇をつくり、さらに再びディーバや他の猫たちに襲われないように少し家から離れたところまで歩いた。掘り易そうな地面で、以前モグラの掘り跡(こんな言葉ある?)を見かけたことのある場所でそっと置いてみた。すると本能なのかすぐさま地面を掘り、あっという間に地中に姿を消した。そのもぐっていく後姿のかわいいこと。そう、モグラって実物を始めてみたのだけど、ものすごくかわいらしい顔で、毛はフワフワ。ウサギの毛のように柔らかなの。手は大きくてつめはもっと鋭いかと思っていたけど、意外にそうでもなくて猫の肉球のよう。きっと子供だからなんだろうけど。


ディーバからの初めてのギフト、人生初のモグラ、そして救出。


その30分間に起った出来事や自分の起こした行動は、今までの私の人生で初めてのことばかりで、なんだか本当にそれが起ったのかどうかさえすぐには消化できず、なんだかすべてが嘘だったんじゃないかと思えて、不意に笑ってしまった。

ディーバちゃん、いろんな意味で(アタクシを主人と認めてくれたこと、ブログのねたをくれたこと、獲物のチョイスが抜群だったこと)ありがとう。
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2009.06.08 / Top↑
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