ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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昨日の日記の続きです。



9月半ばに、数週間前に登録をした仕事探しのエージェントから連絡がありました。8月にバイトを始めたばかりなのに、エイジェント登録というと不思議に聞こえるかも知れませんが、まぁこれにもわけがありまして。バイトという気楽な立場(でも週5日)でありながら、それまでとは異なるストレスやバイト先への疑問もあり、今すぐに転職というわけではないにしても一応登録だけはしておこうという思惑でした。

ここで紹介されたのが、とあるIT企業の翻訳。エージェント曰く、ITの知識や翻訳の経験がある人を探しているとのこと。確かにIT企業に務めていたし、それに関する翻訳(まがい)もしましたが正直務まるかどうか…。

でもここは、こちらに住んでいる日本人にきく噂通り、こちらのエージェントすごいです。猛烈な押し+やたらフレンドリー(率直に言うと無礼)。もちろんバイトをしていることは伝えてありましたが、「バイトなら何とかなりますよね。2~3週間の短期だし。おゆりさんにピッタリですよね。やっていただけますよね!?」と疑問形なのに、中身は疑問どころか決定事項の確認というような内容で見事に押し切られる。

でも、上にも書いたようにバイト自体に疑問を持っていたので、今後のためにも少し経験を積んでおいたほうがいいかも、しかも数週間だし、と引き受け面接へ。面接にも通り、9月下旬から仕事開始。


…冗談ですよね?


これが私の心のなかの第一声。
2~3週間の短期と聞いていましたが、正直到底数週間で終わる量ではございません。もう、冗談かと。
しかも、以前の会社でしていた翻訳というのは、英語からグーグル翻訳のようなものである程度日本語に直されたものを、的確な表現に直していくという「磨き」の作業。また、ITのみならず企業が発行する書物や印刷物、資料はどこの会社もそうでしょうが、単語一つをとってもどのような表現を使うかというのが統一されているので、使用されるべき表現の基準、また一人の一存で言い回しや表現を勝手に決めるわけには行かないので、チームや担当の人と話し合いながら決めていく、というものだったのですが。


今回は、

英語の文書を一から翻訳。300ページ以上。
翻訳の基準?そんなのないから勝手に決めて。



更に仕事をすすめていって判明したこと。


・・・原本となる英語が、とてつもなく酷い。


ええ、私の英語だって褒められたもんじゃないのはわかっていますとも。それにしても!というレベルなわけですよ!

もちろん、専門的な分野のことも含まれているので、基本的に私には難しい内容なわけです。そしてさらに、英語自体が酷いのです。どうひどいかというと、英語で育ったうちのニックが読んでも、全く意味がわからないくらい。文法もぐちゃぐちゃ。

もしかしたら、ニックはIT系ではないので難しいのかも。と、前の会社の同僚に何箇所か見てもらいましたが、その彼でもお手上げ状態。

その同僚曰く、「以前ある大手IT企業からマニュアルらしきものが送られてきたことがあり、英語のネイティブではない人が書いたとみられるその英語があまりにも酷く理解するのに苦労した覚えがあるけど、これはそれ以上に酷い。」と。


初めは、全体を訳してわからない部分を職場の人に聞こうとも思っていたのですが、あまりにわからない部分が多すぎるのと量の多さに、いちいち質問していたら締め切りに間に合わないとの結論に達する。例えば分からない文が出てくると、その解読(正にこの言葉がピッタリ!)に数時間を要する。やっと意味がわかっても、今度はそれを日本語に直すのに更に時間が。


結局2~3週間で終わるはずもなく、最終的に5週間。この間、もちろんカフェでのバイトもしていたので、1ヶ月間、元々予定していた4日間のホリデー時以外全く休みなし。正に不休で働き続ける。あれ、ここ日本だっけ?と錯覚するほど。むしろある種の懐かしささえ覚えるほど。

昼間だけでは終わらず、時には夜中、朝方まで作業をし、睡眠時間2~3時間という日が2週間。フラフラで車の運転も危ないと思うほどで、ニックに送り迎えを頼んだことも。


いや、ほんと。日本の企業戦士たちはすごいです。私、本当に倒れるかと思いましたが、日本だとこんなのザラですよね…。むりっす。イギリスでなまりきった私には、もう無理っす。


さらに、使用していたシステムが上手く作動せず、2時間かけて入力したデータが飛ぶ。しかも2度。計4時間の無駄。


そしてその翻訳作業から開放されたのが先週金曜日。
もう、笑顔が戻らないほどのうれしさと開放感。家に帰る途中の車の中で、ワム!の「Freedom」が脳内で流れたほど。
そしてここに来て、カフェのバイトもようやくバイトらしく週3~4日のシフトに。

やっと、やっと一段落です。
これからは、スピードを抑えつつ、もう少しのんびり、そして「ダラダラ」と移行と思います。
まぁ、いつまで続くかはわかりませんけど。
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2012.11.07 / Top↑
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