ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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足掛け2年もかかった「マッサージ難民生活」シリーズ、やっと今回で最後です。



私にとってマッサージは、普段の生活を続けるのに必要不可欠なものであるということを、特にイギリスで生活するようになって痛感する日々でした。しかし、自分に合うセラピストに出会うことが本当に難しい。


ところどころで定住生活をはさみながらの難民生活も4年(当時)。ある日、ブリストルに住む日本人の知り合いから、Sさんを紹介してもらいました。Sさんも同じくブリストルにすむ日本人の女性。指圧やアロマセラピーのコースを受講したばかりで、施行の練習をさせてくれる人を探しているとのこと。早速立候補させて頂きましたとも!

前身をくまなく指圧にて解きほぐしてもらいます。その間なんと、1時間半以上!「そう、そこっ!!!」という箇所に的確な圧をかけてくれるのです。そして、Sさんの施工技術もさることながら、やはり「日本人」。日本人が痛みを感じやすい箇所をよく知っているというのも大きなボーナスでした。経験の長いジュリー(に登場)が、撫でる程度で終わってしまった首や首の付根、肩甲骨の内側なども、凝りをくまなく探し、しっかりと解きほぐしてもらいました。血行不良、もしくは身体の循環の悪さからできてしまったグリグリとした塊を硬すぎたりして、たまらず「痛~い!」と声を上げるほどのことも。そのくらい凝り固まっていたのです。また、リフレクソロジー(足つぼマッサージ)の要領で、肩こりに効くツボを教えてもらったり、単に「仕事の合間に身体を動かす」という曖昧なものではなく、具体的で的確なアドバイスをもらえたのも本当に大きかったです。



しばらくSさんにお世話になっていたある日、もう今から1年半前になりますが、以前Grouponで購入したマッサージのクーポンがあったことを思い出したのです。


あと1ヶ月で使用期限が切れてしまうため、使ってしまわなければ…でも、わざわざ出向いて、満足できないものだったら無駄足だし…コミュニケーションが上手く取れないかも…。


というのも、そのマッサージというのは「タイ・ヨガ・マッサージ」というものだったのです。タイマッサージを経験したことがなかったので興味本位に購入したのはいいのですが、使わずにずっとそのまま。実は以前、タイマッサージを受けてみようとお店に電話したことがあったのですが、電話に出たのはタイ人と思われる女性で、とにかく電話越しでのコミュニケーションが非常に難しかったのです。お互いの英語力の問題なのでしょうが、相手の方、あまり人の話を聞かない(苦)。特に私は乳がんを患った経験があるので、その治療箇所周辺はあまり強く圧力を加えてほしくないのですが、この分だとそれを伝えて理解してもらうこと自体が難しいかも…と不安になり、結局キャンセルしたという経緯があるのです。


なんとなく乗り気になれず、それでもクーポンはすでに購入済み。優柔不断ぶり全開で、どうしよう、どうしようとオロオロしながらも、とりあえずそのお店の情報を探してみることに。そして、ある意味驚愕の事実がそこに!


私が購入したクーポンは、「タイ・ヨガ・マッサージ」のものなのですが、そもそも私には「タイ・マッサージ」と「タイ・ヨガ・マッサージ」の区別がついていなかったことが発覚。「タイ・マッサージ」というのは、多分多くの人が思い描くオイルを使ったマッサージで、大抵の場合は、タイ人女性が行います。

しかし、私が購入した「タイ・ヨガ・マッサージ」というのは、オイルは使わず、そもそも服を脱ぐ必要もない。ヨガのようなポーズを取ることで身体の部位を伸ばし、コリをほぐすという、全く異なる種類の物だったのです。


こんな感じ↓

thaiyoga.jpg
参考*http://www.thaiyogamassage.co.uk/


更に驚きだったのは、「タイのマッサージ」=「タイ人女性が行うもの」と思い込んでいたのですが、「タイ・ヨガ・マッサージ」のサイトに掲載されたセラピストの写真は、明らかにタイ人ではなく、しかも…男性!


…無理。




と一瞬思ったのですが、その男性のプロフィールと写真を見て、「この人なら大丈夫なんじゃないか」という直感に近い感覚がありました。すごく穏やかそうな面持ちの男性なのです。もう、行くしかないでしょう。お金も払っちゃってるし(てへっ)。



そして予約当日。セラピストであるオルに対面。初対面から彼の物腰の柔らかさ、穏やかさがひしひしと伝わってきます。この時、「彼なら安心して施行を任せられる」と感じました。ちなみにオルは、多分イギリス人ではないと思いますが、どこの出身かはわかりません。


いよいよ施行が始まりました。この体験、私には本当に特別なものでした。当時、私は仕事を休まざるをえないほど体調を崩し(ストレスっちゅーヤツです)、もう何ヶ月も気持ちが塞ぎ、常にマイナスなことしか考えられない思考のスパイラルに長いこと陥っていました。どんなに思考を変えようとも、それがなかなかできず体調をくずすほどになってしまったほど。

それが、オルのヨガ・マッサージが始まってどのくらい経った頃か。まず、完全なリラックス状態に入るのに5分もかかりませんでした。それまで何ヶ月も、本当にリラックスすることができなかったというのに!そして、恐らく20分も経たないうちに、私にとってはとてつもないある変化が現れたのです。それは、「幸福感で体中が満たされる」という体験。オルはただ黙々と私にヨガのポーズをとらせているだけなのですが、とにかく気分が明るくなるのです。意識してマイナスな感情を誘おうと思っても(と言うかそんなことをする必要がそもそもないのですが…アホだな、全く・汗)、どうやってもそれが湧き出てこない。こんなにも長く負の感情に苛まれていたのに、ものの数十分でやたら幸せに感じるというこの体験。

一応補足しておきますが、オルのマッサージは「幸福体験ができる」というものでも無く、そのように広告をしているわけでも全くなく、これは完全に私個人の体験です。


長い間、身体のみならず精神的にも完全に凝り固まっており、「リラックスすること」がほぼできない状態が続いていたのですが、少なくともその半年間で初めて、心からリラックスするという体験ができました。そのギャップが「幸福感」につながったのかもしれません。そのためか、「解き放たれた」という感覚がありました。




ここまでは、私個人の強烈な体験なので、もしかしたら他の方にはあまり役に立たなかったかもしれません。そこで、この強烈体験以外の効能もお知らせします。


・心からのリラックス

中には、施工が終わるまで「何かが違う」感が拭えないセラピストも大勢います。例えばで登場したジュリーや何度か通ったビューティーサロンのセラピストたち。もちろん、この人達の技術が気に入り、顧客となる人も大勢いるのですが、私には合わなかった。その点オルは、初めてのタイ・ヨガ・マッサージ、しかも男性!という初めてづくしで緊張しそうな状況下だったのに、この幸福感!



・タイ・ヨガ・マッサージ

これ、すごく気持ちがいいです。特にヨガやストレッチに興味のある方には本当にオススメ!自分一人では取れないような難しいポーズも、オルが作り上げ、サポートし、さらに部位を気持ちよく伸ばしてくれるので、私はただ目をつむって体ごとあずけるだけ。痛いと感じることは全くありません。「おお、この箇所をこんなふうに伸ばす事ができるのか!」と普段全く意識しない筋肉などが伸ばされて、本当に気持ちがいいのです。また、無理なポーズを強制させられることはなく、あくまでその人の伸縮性に合わせた施行です。ただ、マッサージ後に心地良い疲労感があります。いくら自分は身を任せているだけといっても、1時間ずっとヨガをしているようなもの。身体はつかれます。それは他のマッサージと同じかもしれません。



・セラピストの技術

マッサージなので、直接身体に触れますし、個室での施行なのでもっと緊張するかと思ったのですが、オルに会った最初から最後まで安心感がありました。もちろん彼の性格を知っているわけではありませんが、プロとして信頼出来るという感覚がありました。また、経験上、多くのセラピストはマッサージに際して一定の流れがあり、中には決められた施工方法をひと通り行うだけの人が少なくありません。しかし、例えば以前お世話になったサラ(で登場)や指圧をお願いしていたSさんは、その時の私の身体の状態に合わせて、圧力や集中するべき箇所を変えてくれました。まるで「体の状態と会話をしてくれている」ように、毎回少しずつ違うのです。オルもサラやSさんと同じように、しっかりと身体の声を聞いてくれているような気がします。


長かった放浪生活も、Sさん、オルに出会ってやっと落ち着きを見せ始めました。それまで好んで受けていたアロマセラピーは、まだ信頼出来るセラピストが見つからないため再開はしていませんが、指圧とタイ・ヨガ・マッサージに支えてもらいながら、そのうちにまた出会えたらと思っています。



長くなりましたが、これがマッサージ放浪生活が終わるまでの4年間です。
オルのタイ・ヨガ・マッサージにご興味が有る方は、こちらのサイトを参考にしてみてください。

オルのウェブサイト
Olu Holistic Therapy - Bristol



関連リンク:

マッサージ難民生活。①
マッサージ難民生活。② 救世主登場!
マッサージ難民生活。③ 再び放浪。
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2013.07.15 / Top↑
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