ブリストルからロンドン近郊へ引っ越しました。

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「仕事決定…しかけてます。」「ルーニー、大学生になる。②」で報告済みのとおり、わたくしたちの


遠距離結婚生活 in ENGLAND が決定です。

ルーニーはシェフィールドへ。私は現在住んでいるブリストルに残ることになりました。


「でも、なんでおゆりはブリストルに残るわけ?」


ええ、ええ。わかっていますとも。そら、誰もが疑問に思うわけです。一緒に生活するために日本からイギリスに引っ越してきたのに、イギリス国内で別居じゃ本末転倒やないか、と。

まあね、そういわれればそれまでなんです。確かに本末転倒。しかし、これも2人で、時には日本にいる私の両親、そしてルーニーの両親や身近な人々と何ヶ月にもわたって何度も話し合った結果なんです。


ルーニーの大学進学は、私がイギリスに来る前からわかっていたことで、彼の大学進学と共に私もその街に引っ越すつもりでいました。昨年12月に彼のシェフィールド大学への進学が決まり、引越し先はシェフィールドに決定。結婚している学生のために、カップル用のアパート(大学寮)もあり、そこに入る予定でした。

しかし、常に心配していたことがあったのです。それは 仕事 。

私が去年11月から住んでいる此処ブリストルは、イギリスの中でもかなり大きな街の一つ。西南部では最大の都市です。今年の1月から仕事探しを始めましたが、4ヶ月間全く決まらず。面接さえ受けさせてもらえない状態。幸い知り合いが勤めていた会社が日本人を探しており、4月末から2ヶ月間そこで働かせてもらえることになりましたが、自力で探し出せたわけではありません。>「仕事決まりました。②」参照


はたしてシェフィールドに引越しをして、私は仕事を見つけられるのか。


この疑問が、常に私の中にありました。疑問と言うよりは心配です。よくルーニーや、家族ともこの話をしていたほど。「シェフィールドは大学の街だから国際色豊かだし、大学生のアルバイトも多いだろうしね。きっと働く先はあるから大丈夫。」・・・この言葉に、どれほど説得力が無いか(苦笑)。国際色豊かなのはブリストルも一緒。大きな大学も2つあるし、大学生のアルバイトもブリストルには多いんです。でも見つからなかった。さらには経済不安から今年初めから不景気に転じる気配は色濃くありました(9/19現在では、政府も不景気であると発表して確実なものとなりました)。さらに仕事探しが難しい状況になります。街の大きさで言っても、ブリストルの方がはるかに大きい。


ブリストルで仕事を見つけられなかったのに、どうしてシェフィールドで見つけられるのか?




4月末から2ヶ月間お世話になっていた会社は、コンピューター関連の会社でした。イギリスの会社ですが日本にも支社があり、その関係もあって「日本人」を探していました。実はこの会社、厳密にはブリストルにあるのではなく、車もしくは電車・バスで1時間ほどかかります。ちょっといなかの方で、日本人探しも大変だったそう。もしこの会社がブリストルにあったら、私がこの仕事にありつけたかどうかはかなり疑問です。私以外にも大勢、私以上に英語が堪能な日本人はいますから。・・・しかし、今回は縁あって私が働かせてもらえることになった。

「今回は2ヶ月の短期だけど、またこういう仕事があれば、短期でも長期でも声をかけてもらえるといいなぁ」と仕事を始めた当初から思っていました。仮にシェフィールドに引っ越してしまった後でも、そこで仕事が見つかるという保証はないし、むしろかなり難しいだろうし、今回のように2ヶ月の短期でも仕事をもらえるなら、そのときだけブリストルに帰って義父さん宅から通わせてもらうという方法もあるな・・・とそこまで考えていました。そのくらい、シェフィールドでの仕事探しの難しさを覚悟していたんです。


仕事を始めて1ヶ月ほど過ぎたころ、日本支社から連絡が。

「仕事内容、仕事環境はどうですか?できれば長く勤めてもらいたいのですが。」


ここから、私の気持ちが急激に動き出します。この会社で長く働かせてもらえる可能性が少し見えてきた。もちろんこれは日本支社からの要望であり、私の雇い主であるイギリスのこの会社からの誘いではありません。仮に私が「はい!喜んでっっ!!!」と答えても、イギリス側に「ん~、いらない」と言われてしまえばそこで終了。それにシェフィールドへの引越しだってあります。たくさんの決断事項が一気に押し寄せてきました。でも私が何か努力したところで自分で決められるものなど何も無く、とにかくこの時私にできたのは「いろんな可能性を考えて、状況に応じた選択肢をできるだけ広げておくこと」でした。

・ ルーニーとシェフィールドへ引越しをするのか。

・ シェフィールドで仕事が見つからなかったらどうするのか。

・ 一人で日本に帰り、イギリス-日本での別居生活をするのか。

・ 会社で働くとしたら、ブリストルに残り、ルーニーと別居生活をするか。



仕事がどうなるかわからないにしても、もしかしたら働かせてもらえるかもしれないのなら、様々な可能性について話し合っておく必要がありました。何度も何度も。正直、正解なんてありません。何を選択しても、必ずストレスはついてきます。一番最悪なのは、「シェフィールドへ行ったはいいが仕事が見つからず、精神的に不安定になること」


ブリストルで仕事が見つからなかった数ヶ月の間、本当に本当に辛かった。ホームシックに加えて仕事が見つからないことの焦り。とにかく私のメンタル面はガタガタで、何度ルーニーに当たったことか。私が一番恐れていることはこれだった。仕事が無い、働けない、自分でお金を稼ぐことができないというプレッシャーからくる、ある種のストレス。鬱の経験があるだけに、自分のメンタルには敏感。自分の精神面がガタガタになってしまえば、ルーにーにも迷惑がかかる。とにかくそれが一番怖い。

もちろん、短期で働いていた会社から「仕事はありません」といわれれば、何のためらいも無くシェフィールドに行ける。迷いが一つ減る。そこに「仕事が見つけられるか」という不安はあるけれど、ルーニーと一緒に住めるのだから、心配はあっても不満は無い。それにシェフィールドに行くことが嫌なわけでは全く無い。ただ心配なだけ。しかし「会社で働ける可能性がある」のなら、やっぱり選ばなくてはならない。ブリストルに残る決断をしたとしても、ストレスは生まれる。

ルーニーがいないことの不安。

何を選択してもストレスが生じるのなら、どのストレスが一番辛いかということも考えなくてはならない。私にとって一番のストレスは、ルーニーの重荷になること。彼の勉強の邪魔をしてしまうこと。

なんとなくの答えは見えてきた。正解でも確実なものでもなんでもないけど、こればっかりは自分たちの基準で決めるしかない。周りの人たちがなんと言ったとしても、生活をするのは自分たちだから。


そして先日、会社からの正式オファーがあったことで(まだ95%ですが・苦笑)、遠距離結婚生活が確実なものとなった。


何度も何度も話し合って、納得して決めたはずなのに、引越しまで後数日となった今になって、急に不安になり泣きたくなることもある。「今から会社の仕事を断ろうか」なんて気持ちになったりもする。ルーニーが隣にいなくなることの不安から、それまで何ヶ月も話し合い、考えてきた出来事を冷静に思い返すことができなくなり、「ルーニーと一緒にいられるならそれでいい」とそれ以外考えられなくなったりもした。そりゃ、そうだ。寂しいに決まってる。これが本音。

ここで会社の仕事を断って、一緒にシェフィールドに引っ越したって、それはそれでいいんだと思う。正解は無いから。でも、やっぱり私はブリストルで、ちょっとがんばってみようと思う。月に1回はルーニーに会いにいけるよう、そのときロンドン経由で7時間半もバスに揺られなくて良いように、自分で運転する車も探し中だ。
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2008.09.19 / Top↑
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